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運動会や体育祭にこんな曲がかかっていたら、もっと楽しい気持ちになるのになぁなんて思う事はありませんか?そこで今回はスポーツイベントをより盛り上げてくれそうな楽曲を紹介したいと思います。よければ参考にしてみて下さい。
Table of Contents
運動会(体育祭)で盛り上がる曲
運動会や体育祭で盛り上がる曲といえば情熱的な楽曲が望ましいと思います。それと耳馴染みの良い聴きやすい音楽がかかっていて欲しいですよね。そんなコンセプトで選んでみました。
We Are the Champions ( QUEEN )
最初の選曲を何にするか色々と迷ったのですが、クイーンのこの名バラードが最も相応しい様に思い、選んで見ました。
まず、盛り上がる曲にバラードを選んでいる事に違和感を感じる人もいるかも知れませんが、この曲が持つ熱量を考えれば自然な事の様に思います。
洋楽を余り聴かない人でもどこかで聴いた事のある曲でしょうし、馴染みがあるメロディでありながら心も揺さぶってくる、正にスポーツにはピッタリな楽曲ですね。
どのシーンで使うかは人それぞれでしょうが、ハマるシーンの振れ幅が多い分、選曲者のセンスが問われるかも知れません。
Intuition ( TNT )
80年代に一世を風靡したノルウェーのハードロックバンドによる、ポップなロックソングです。北欧出身らしい爽やかさがあって、元気が欲しい時に最適な心地よさを提供してくれるメロディが特徴的な楽曲ですね。
この曲を選んだ理由はズバリ、僕の頭から離れない曲だからです。何かって言うと頭の中でこの曲が鳴りやがるのです。
でも、嫌な感じにはなった事がなく、比較的に楽しい気持ちの時に鳴る気がしますし、ポジティブに楽しんでいる瞬間にピッタリな雰囲気を持った曲だと思います。
スポーツはメンタルが勝負だと思いますから、こういった楽曲の力が存分に発揮される場になるでしょうね。
The Other Side ( AEROSMITH )
アメリカンハードロックバンドの代表格といえばこのバンド、エアロスミスによるノリ良くかつメロディックなロックン・ロールです。
このバンドの楽曲はいつも、突き抜ける様な景色を僕らに観せてくれますが、この曲の突き抜け感はいつもとは違った感触がある様に思います。
もちろんエアロスミスらしさは健在なのですが、より分かりやすさに舵を切った様に聴こえますし、それが功を奏して普段ハードロックを聴かない層にも響く楽曲になったのではないでしょうか。
この分かりやすさは体を動かす活力になりそうですね。「向こう側へ連れて行って」という曲名も手伝って、特別な日に鳴らしたい感じがします。
運動会におすすめの洋楽ランキング
基本的には先ほどのテーマと変わらないようですが、より色々なタイプの曲を選んでみました。3曲それぞれの良さは違いますが、曲がかかるとテンションが上がる所は共通していると思います。
Danger Zone ( Kenny Loggins )
この曲名だけを見てピンときた人は40歳以上のなかなかの映画好きだとお見受けします。80年代のトム・クルーズ主演の映画、「トップガン」で使われた曲で、映画のイメージも手伝って疾走感を強く感じる名曲ですね。
僕がこの映画を初めて観たのは小学生の頃でしたが、空軍ではなく海軍の戦闘機パイロットの話だったんですね。
小さい頃はよく分からず観てましたが、そういえば空母から飛び立っていました。今回、取り上げるのにあたって調べて初めて気付きましたよ。
とにかくこの疾走感は運動会や体育祭にはよくハマる気がしますし、今年の年末には続編が公開されるらしいので、タイムリー感もあってチョイスして見ました。
You Shook Me All Night Long ( AC/DC )
運動会や体育祭に洋楽を使うメリットとしては、スケール感を演出できるという事に尽きると思います。スケール感といえばスタジアム、スタジアムが似合うバンドといえばAC/DCという意見に異論のある人は少ないでしょう。
70年代にオーストラリアからデビューして、瞬く間に人気を博し、今や超一流のエンターテイメントハードロックバンドとして君臨しています。
80年代には「バックインブラック」という大ヒットアルバムを世に送り出して別格の存在感を示しました。そのアルバムに収録されているこの曲を今回は選んでみました。
ヘビーでダイナミックな曲ながら聴きやすいメロディで、爆発力の欲しいシーンによりハマるかと思いますね。
ちなみに上記のアルバムバージョンよりライブバージョンを強くおすすめします。迫力が違いますからね。
Rain Fall ( Stomzy )
最近のUKHip Hopシーンの中で最重要ラッパーと言われているストームジーの2020年の名曲を紹介したいと思います。
この曲は、2020年の暮れに発売された近未来のロンドンが舞台のオープンワールドアクションRPGゲーム「ウォッチドッグスレギオン」の劇中で使われた曲で、ラップセクションとメロディセクションのどちらもハイクオリティに仕上がっていて、ノリの良さと哀愁漂うメロディが見事に融合した曲です。
この曲をフューチャーしたストーリーも存在しているくらい、このゲームの最重要曲になっています。
近未来のロンドンの街を車で疾走している時にこの曲がかかる時があって、その疾走感の中の安らぎが妙にマッチしているのですが、体育祭の競技と競技の合間にこういった曲が鳴っているとちょっと落ち着けるのではと思い選んでみました。
箸休め的に使うのにおすすめします。
シーン別におすすめの洋楽
続いて、運動会のシーン別におすすめの洋楽を紹介します。ぜひ参考にしてください。
ダンスの時に使いたい曲
ダンスといえばファンキーなノリの曲を選びたくなりますよね。そんな時におすすめしたいのがマーク・ロンソンfeatブルーノ・マーズのアップ・トゥ・ファンクという曲です。
ポップでファンキーなノリは何度も聴いていると癖になりますし、ジェームス・ブラウンのような腰にくるグルーヴと軽やかな爽快感を行ききするようなサウンドで、心も身体もテンション上がりまくりになります。
この曲は年齢関係なく身体が自然と動いてしまうと思いますから、運動会などで使用すると良いアクセントになると思いますよ。
ちなみにうちの子は3歳の頃にこの曲で踊りまくっていました。ハットを被りながらね。
リレーの時に流したい洋楽
リレーの時に流したい曲と言えばやはりある程度テンポが早く激しい曲がいいですよね。テンポが早く激しい曲と言えばハードロックでしょう。
という事で、ハードロックの中でも80年代後半から90年代前半にかけて世界最強のライブバンドとして爆発的人気を博したモンスターバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの「ユー・クッド・ビー・マイン」という曲をおすすめしたいと思います。
曲名を聞いてピンとこない人は沢山おられると思いますが、映画、ターミネーター2のエンディング曲といえば思い出す人もいるかもしれませんね。
激しさの中に煮えたぎる様な情熱を感じる曲で、アドレナリン全開で走る時にはピッタリな気がします。
ターミネーターに追いかけられている気分で走ってみて下さい。良い結果が出るかもしれませんよ。
行進に合う曲
入場行進などに合う曲と言えば出来るだけ明るめの曲が良いですよね。聴いていて楽しい気持ちになる曲でおすすめしたいのが、シンディー・ローパーのガールズ・ジャスト・ウォント・トゥ・ハブ・ファンという曲です。
言わずと知れた名曲ですが、80年代の曲なので若いリスナーの方は知らないかも知れませんね。
ポップな楽曲とハスキーボイスで当時一世を風靡したミュージシャンで、スーパースターへの道を一気に駆け上がっていく印象がありました。
余りに急激に売れたのでその後はパッとしない印象がありますが、楽曲の幅を広げて今でも着実に活動を続けています。
慌てずゆっくり行進しながら楽しさも共存させられるような曲ですから、これから始まるワクワク感にピッタリな曲だと思います。
応援合戦でかけたい洋楽
応援というとサッカーのサポーターの応援を思い浮かべるのは僕だけではないと思います。という事で、サッカーのサポーターに海外も含めてよく使われる曲といえば、ザ ・ホワイト・ストライプスのセブン・ネーション・アーミーですね。
日本代表のサポーターもよく歌っているので、聴いた事がある人も多いでしょうね。
とても印象的なメロディの曲なのですが、原曲はボーカル、ギター、ドラムという編成でメンバーは2人、つまりギターボーカルとドラムだけで演奏しています。
すごくシンプルなのですが、2人とは思えない迫力があって、カッコいい曲ですね。
誰かを鼓舞する時に向いている曲だと思いますし、サポーターの応援のイメージも手伝って、じわじわと勇気が湧いてくる気がします。
応援したい人の背中を押したい時に良いかと思います。
【カテゴリー】洋楽おすすめシングル(オムニバス)
まとめ
今回のテーマはいかがだったでしょうか?正直、このテーマは難しかったですね。日本の運動会や体育祭に合わせようとするとなかなか良いイメージが沸かず、四苦八苦している所に一筋の光が差し込みました。
スーパーボール、プレミアリーグなど海外のスポーツのイメージで想像してみるとわりとリアルに感じられる事に気づいた時は「勝ったな」とおもいましたね。
実際にはそんなに簡単ではなかったのですが。
運動会や体育祭も小規模とはいえ、その学校や親御さん、子供達にとってはビッグイベントですし、最大限に盛り上がるには今回選んだ曲たちは参考になるのではないかと思います。
80年代の楽曲が比較的多いとは思いますが、元気なイメージでチョイスするとこうなりましたね。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
洲見定彦:ミュージックコンサルタント
洋楽邦楽問わず音楽に精通し、店舗経営者などから「お店に相応しい音楽をセレクトして欲しい」という依頼を多数受ける。
お店の雰囲気や客層に合った音楽をセレクトすることで、良いPRになると評判を呼び、ミュージックコンサルタントとして現在活躍中。