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2017年邦楽ヒットチャートランキングを紹介していきたいと思います。色々な意味で驚くことの多いランキングですが、とてもポジティブな驚きなので、楽しめるかと思いますよ。YouTubeでチェックしながら読んでいただくことをおすすめします。
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邦楽2017年ランキングの特徴
全体としてアイドルグループの曲が多いランキングという意味では、最近の傾向と変わらずですが、以前に比べて実力派ミュージシャンが多くランクインしたように感じます。
8位のピコ太郎という飛び道具は別ジャンルですが、僅かながらバンド形態のミュージシャンがランキングに顔を出しているのが何より嬉しいですね。
ランクインした人達一人一人がとても濃いミュージシャンばかりなので、聴きごたえのある素晴らしい結果に落ち着いたと思います。
邦楽 Hot 100 トップ10(2017年)
やはりアイドル強しですが、少し様子が変わってきたように思います。欅坂46をはじめ、アイドルグループがしっかりランクインしているのですが、1位〜3位迄をアイドル以外で締めたのはいつ以来だったかなぁ?と思うくらい久しぶりにザ・ミュージシャンな人達がランクインしています。
星野源、洋楽からエド・シーラン、DAOKO×米津玄師と間違いない名曲が入ってくる中、RADWIMPSの「前前前世」がこの年にも9位に入っているのがとても嬉しいですね。
アニメが絡んでるとはいえ、このロングヒットは日本の音楽シーンにとってとても明るい事だと思います。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
1位 | 星野源 「恋」 | 星野源 |
2位 | シェイプ・オブ・ユー | エド・シーラン |
3位 | 打上花火 | DAOKO × 米津玄師 |
4位 | 不協和音 | 欅坂46 |
5位 | 二人セゾン | 欅坂46 |
6位 | TT | TWICE |
7位 | インフルエンサー | 乃木坂46 |
8位 | PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン) | ピコ太郎 |
9位 | 前前前世 | RADWIMPS |
10位 | サイレントマジョリティー | 欅坂46 |
邦楽Hot 100 2017年ランキングトップ11位~20位
こちらも中々の名曲揃いですね。一曲だけ洋楽からランクインしたオースティン・マホーンの「ダーティーワーク」もノリの良い名曲ですが、星野源、米津玄師、perfume、SEKAI NO OWARIとこれでもかというくらい良い曲が目白押しな中、もっとも注目すべきはsuchmosです。
和製ジャミロクワイ的に語られることも多い彼らですが、影響を受けているのは間違いないでしょう。
特にこの曲はそれを感じさせる要素が散りばめられたファンキーな名曲ですが、それだけにとどまらない懐の深さを感じます。それは他の曲を聴けば一目瞭然ですので是非聴いてみてください。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
11位 | ダーティ・ワーク | オースティン・マホーン |
12位 | 逃げ水 | 乃木坂46 |
13位 | Family Song | 星野源 |
14位 | ピースサイン | 米津玄師 |
15位 | 願いごとの持ち腐れ | AKB48 |
16位 | いつかできるから今日できる | 乃木坂46 |
17位 | 風に吹かれても | 欅坂46 |
18位 | TOKYO GIRL | Perfume |
19位 | STAY TUNE | Suchmos |
20位 | RAIN | SEKAI NO OWARI |
まとめ
今回は実力派ミュージシャンがバラエティにとんでいて、すごく楽しめるランキングになっていると思います。
僕としてはバンド形態のグループがランキングに顔を出しているのを見ると、少なからずテンションが上がっちゃいますね。
この年を境にもっと増えてくれれば更にテンション上がっていって、昔のバンドブーム再来なんて事にはならないとは思うのですが、ちょっとだけ期待してもいいんじゃないかと考えてしまいます。
幻想というより妄想でしょうか。
洲見定彦:ミュージックコンサルタント
洋楽邦楽問わず音楽に精通し、店舗経営者などから「お店に相応しい音楽をセレクトして欲しい」という依頼を多数受ける。
お店の雰囲気や客層に合った音楽をセレクトすることで、良いPRになると評判を呼び、ミュージックコンサルタントとして現在活躍中。