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それでは2014年の邦楽ヒットチャートランキングトップ20の総評を始めたいと思います。今回も驚きと発見がたくさんあることを期待して、見ていくことにしましょう。個人的には「パルプンテ!」的な驚きを期待しています。
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邦楽2014年ランキングの特徴
1位から20位のランキングの中で半分アイドルグループがランクインしているという結果になりました。
男女問わずアイドル人気の凄まじさは、留まるところを知らないといったところでしょうか。
中でもAKB48、嵐は支持率が異常に高いようで、しばらく人気が落ちることはなさそうですね。
SEKAINO OWARIは中高生を中心にカリスマ的な人気があるようで、一見ファンタジーでメランコリックな世界観なのですが、歌詞の内容は深く掘り下げている曲も多いです。
なかなか聴きごたえのある表現になっていますね。
邦楽 Hot 100 トップ10(2014年)
1位から5位までを嵐とAKB48で独占していて、ここ数年の人気の安定感は揺らぐことはなさそうですね。
洋楽からファレル・ウイリアムスとワンダイレクションがランクインしています。
特にファレル・ウイリアムスの「ハッピー」は名曲中の名曲ですし、日本でも人気があるようでとても嬉しいです。
松たか子の「レットイットゴー」はもはや言う必要も無いと思いますが、「アナと雪の女王」の曲ですね。
小さい女の子がよく口ずさんでいたように思います。
秦基博の「ひまわりの約束」は印象深いメロディが心地良く響いてくる曲ですね。
ロングヒットをするのは必然で何度でも聴きたくなります。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
1位 | GUTS! | 嵐 |
2位 | 心のプラカード | AKB48 |
3位 | ラブラドール・レトリバー | AKB48 |
4位 | 誰も知らない | 嵐 |
5位 | Bittersweet | 嵐 |
6位 | ハッピー | ファレル・ウィリアムス |
7位 | レット・イット・ゴー〜ありのままで〜 | 松たか子 |
8位 | Time Works Wonders | 東方神起 |
9位 | ひまわりの約束 | 秦基博 |
10位 | ストーリー・オブ・マイ・ライフ | ワン・ダイレクション |
邦楽Hot 100 2014年ランキングトップ11位~20位
こちらでもAKB48は3曲ランキングに入っています。
中でも前年も大ヒットした「恋するフォーチュンクッキー」が未だにランクインしていて、ロングヒットになっているようです。
それ以外で目立つのはSEKAINO OWARIの存在ですね。2曲ランキングに入っていて、独特の世界観を表現しています。
僕が一番気になるのがONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」です。
映画「るろうに剣心 京都大火編」のエンディングテーマにめなっている曲ですが、映像とかなりシンクロしていてミュージシャンや映画を知らなくても目を惹く出来になっていますね。
これからROCKを聴き始める方にオススメの名曲です。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
11位 | Darling | 西野カナ |
12位 | 恋するフォーチュンクッキー | AKB48 |
13位 | キングオブ男! | 関ジャニ∞[エイト] |
14位 | 前しか向かねえ | AKB48 |
15位 | スノーマジックファンタジー | SEKAI NO OWARI |
16位 | 炎と森のカーニバル | SEKAI NO OWARI |
17位 | Mighty Long Fall | ONE OK ROCK |
18位 | シャレオツ | SMAP |
19位 | R.Y.U.S.E.I | 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE |
20位 | 鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの | AKB48 |
まとめ
前年1位だったAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」がランキングにまだ入っていることからも、アイドルの中でも他を寄せ付けない強さを感じます。
センターに立つ人が変わるなど、常にフレッシュな状態をキープしていることが人気の秘訣なのかもしれませんね。
僕個人としてはONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」のランクインは非常に嬉しいです。
最近ブレイクした人たちの中で一番スタジアムが似合うのではないでしょうか。
これ程のスケールを持ったバンドは気薄ですし、ここからまだまだ大きく世界に羽ばたいていきそうな気配を感じます。
洲見定彦:ミュージックコンサルタント
洋楽邦楽問わず音楽に精通し、店舗経営者などから「お店に相応しい音楽をセレクトして欲しい」という依頼を多数受ける。
お店の雰囲気や客層に合った音楽をセレクトすることで、良いPRになると評判を呼び、ミュージックコンサルタントとして現在活躍中。