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それでは2013年邦楽ヒットチャートランキングトップ20を解説していきたいと思います。新しい流れは生まれたりしているでしょうか?音楽シーンが変わる時はいつも衝撃的なミュージシャンが登場するものですが、さてどうでしょう。
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邦楽2013年ランキングの特徴
ランキングにアイドルグループがランクインしていないことは昨今ではなくなりましたね。いつの時代もあのキラキラした感じは必要なのでしょうが、こんな時代だと尚更なのかもしれませんね。
洋楽のランクインもいつにも増して目立つように思います。曲数というより質の良い楽曲が入っていて、邦楽に負けないポップさを放っています。
それとポップと言えばサザンオールスターズのような大ベテランが、変わらずランキングに顔を出しているというそれだけでも喜ばしい事ですが、メロディのクオリティーが全く落ちていないという事実に感動すら覚えます。
「あまちゃん」効果で小泉今日子が久々にランクインしているのも話題になりましたね。
邦楽 Hot 100 トップ10(2013年)
10曲中半分がAKB48という圧倒的な人気を見せつけた結果になっていますね。一つのグループがこれだけチャートを独占することは非常に珍しい事だと思います。しっかり負けじと嵐も入っているのも流石ですね。
後、気になるところではきゃりーぱみゅぱみゅです。相変わらず楽しいサウンドを聴かせてくれていますね。
そして僕個人がとても嬉しかったのがサザンオールスターズの復活&ランクインです。この「ピースとハイライト」という曲ではメッセージとして誰かに偏ったものではない本当の意味での平和を唄っていて、それが彼らの普遍のメロディと融け合って、こういう曲を名曲と言うんだと改めて感じさせてくれました。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
1位 | 恋するフォーチュンクッキー | AKB48 |
2位 | さよならクロール | AKB48 |
3位 | ピースとハイライト | サザンオールスターズ |
4位 | Endless Game | 嵐 |
5位 | Calling | 嵐 |
6位 | So long! | AKB48 |
7位 | Joy!! | SMAP |
8位 | にんじゃりばんばん | きゃりーぱみゅぱみゅ |
9位 | 永遠プレッシャー | AKB48 |
10位 | ハート・エレキ | AKB48 |
邦楽Hot 100 2013年ランキングトップ11位~20位
こちらの方では邦楽ヒットチャートなのに洋楽が目立ちますね。ダフトパンク、テイラー・スイフト、カーリー・レイ・ジェプセン、レディー・ガガと4曲もランクインしています。
全てポップで素晴らしい楽曲ばかりですが、中でもカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」は日本人の耳にとても入ってきやすいメロディなのではないでしょうか。
邦楽ミュージシャンではやはりサカナクションをオススメしたいと思います。ロックバンドなのですが、テクノとの融合を違和感なく果たしていて、フロアを揺るがすそのサウンドは、自然と身体が動いてしまうほどに魅力的です。
ライヴの音、演出を体感しに行くのもオススメです。
順位 | タイトル | アーティスト名 |
11位 | 恋する季節 | ナオト・インティライミ |
12位 | ゲット・ラッキー feat.ファレル・ウィリアムス | ダフト・パンク |
13位 | 紅蓮の弓矢 | Linked Horizon |
14位 | RPG | SEKAI NO OWARI |
15位 | 潮騒のメモリー | 天野春子(小泉今日子) |
16位 | 私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない | テイラー・スウィフト |
17位 | ミュージック | サカナクション |
18位 | コール・ミー・メイビー | カーリー・レイ・ジェプセン |
19位 | アプローズ | レディー・ガガ |
20位 | 涙の答え | 関ジャニ∞[エイト] |
まとめ
今回もアイドルグループを始め様々な人たちがランクインしていますが、特に僕個人が鷲掴みにされたのがダフトパンクの「ゲット・ラッキー」です。
ファレル・ウイリアムスという稀代のボーカリスト、パフォーマー、音楽プロデューサーをシンガーに迎え、ギターリストにこちらも音楽プロデューサーとしても有名なナイル・ロジャーズが担当して、ディスコファンクなダフトパンクの楽曲と融け合ってとんでもない化学反応が起こっています。
僕自身は元々それぞれに好きなミュージシャンなのですが、この3組が一つの楽曲でコラボしている風景がとても信じられず、初めて観たときは頭がボーっとしてしまいました。
洲見定彦:ミュージックコンサルタント
洋楽邦楽問わず音楽に精通し、店舗経営者などから「お店に相応しい音楽をセレクトして欲しい」という依頼を多数受ける。
お店の雰囲気や客層に合った音楽をセレクトすることで、良いPRになると評判を呼び、ミュージックコンサルタントとして現在活躍中。