2012年の邦楽ヒットチャートランキング

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さっそく2012年の邦楽ヒットチャートランキングを紹介していきたいと思います。最近は洋楽のミュージシャンもよくランキングに顔を出してきますが、今回も又ランキングに入っているのでしょうか？では見ていきましょう。

2012年の邦楽Hot100のトップ10を紹介します。

ミュージックコンサルタント洲見定彦

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邦楽2012年ランキングの特徴

1位〜10位の特徴と11位〜20位の特徴が真逆な印象ですね。ランキングの頭の方は偏っていますが、後ろにいくに従ってバラエティに富んだ内容になっています。

とにかく名曲が多い印象で、ランキングはこうあってほしいと思う内容に後半はなっているように思いますね。

Mr.Children、安室奈美恵、斎藤和義、のようなベテランからSuperfry、AIのような実力派ボーカリスト、カーリー・レイ・ジェプセン、ワン・ダイレクション、maroon5などの海外のランキングでも、常連のスーパースターなど見ていて楽しいランキングですね。

1位から10位までの半分以上をAKB48と嵐で独占するという見慣れた光景が広がっていますが、これだけ不動の人気を保つのもなかなか大変ではないのかなぁと思います。

後は洋楽からカーリー・レイ・ジェプセンが2曲ランクインしています。彼女が創り出すポップな世界観は健在で2曲ともメロディが際立った曲ですね。そして1番耳を惹かれたのがAIの「ハピネス」です。

コカ・コーラのCMでも使われていたこの曲は、聴いた瞬間から元気が出るような曲で、彼女が持っている声の強さと美しさが際立つそれこそ最高にハピネスな名曲に仕上がっています。

今回はこちらの方がバラエティ豊かなラインナップになっていますね。なかなかに名曲が多くて何から取り上げるか困ってしまいますが、まずは斎藤和義の「やさしくなりたい」からいきましょうか。

ドラマ「家政婦のミタ」の主題歌として記憶している方も多いのではないでしょうか。曲としても完成度が高く、一聴すると斎藤和義らしからぬギターのアルペジオが特徴的で、一瞬U2かと思うくらいです。

しかし、曲が進むにつれて斎藤和義らしさを感じられ、終わる頃には斎藤和義以外なにものでもないと思わせてくれるのは流石ですね。

アイドルの強さは相変わらずですが、今回は名曲が多過ぎて紹介するのも大変なので駆け足でいってみたいと思います。

安室奈美恵の「Love Story」はいつものブラックミュージック色の濃い感じとは違い、しっとりとそれでいて力強い彼女の歌声が特徴的な曲です。

Superfry「輝く月のように」はミドルテンポの心が澄み切っていくようなとても美しい名曲です。

他にもありますが、これ以上書くとスペースが足りなくなるのとまとまらなくなるのでこれくらいにしますね。こんな風にバラエティ豊かなランキングはとても良いと思います。

洲見定彦：ミュージックコンサルタント

洋楽邦楽問わず音楽に精通し、店舗経営者などから「お店に相応しい音楽をセレクトして欲しい」という依頼を多数受ける。

お店の雰囲気や客層に合った音楽をセレクトすることで、良いPRになると評判を呼び、ミュージックコンサルタントとして現在活躍中。